ニコ生を見る

一月一日の一時頃からはじまった。ニコニコ生放送のトップ(一般)に表示される、はじまったばかりの放送を適当に開いていって、面白そうだったらとりあえずコミュニティーに入って、続けて見てみる。ふだんはしない。
その年明けの一時から見た放送は、まず「お〜いお茶」のペットボトル、五種類が並べてあって、今年はじめて飲むのはどれにするのがいいか、コメントで意見を求める、というものだった。
見てると今度はその五種類の「お〜いお茶」が、それぞれどんな味なのか、「濃い目」は風邪を引いた時には重過ぎるけどデフォルトの「お〜いお茶」が薄いと感じられる方にはお勧めだとか、「まろやか」はその意味ではお子様におすすめ出来るとか、その代りカテキン量が少ないとか、若く見えるのにそれには相応しくない位のなめらかな弁説を述べたてはじめた。
今日は「声マネ・凸待ち・歌放送」というのに当って、この人は履歴を見てみるとこの「一般」のページから適当に開いたこの放送がほぼはじめての放送だった。そう言う割には声マネも歌もイマイチだったけどとりあえずコミュニティーに入って流し続けていたら、昭和歌謡をよく聞くだとか、面白い話が飛んだり、しだいに歌は適当ではあるものの思い出せる曲ならなんでもそれなりに歌えるのがわかったりだとか、きのうのも含めてがいして「これは自分の求めてるのと違う」ということを気にせずについていったら、思いの外面白いことは埋まっているものだと、たとえこれらの偶然開いたニコ生がそうではないにしろ、そういう可能性を感じた。