大天使ミカエルの降臨


たまにはこんな本が読みたくなって、ブックオフで200円で買った。
「大天使ミカエルの降臨」大川隆法
この本は分冊されていて、ブックオフに並んでいる限りは二冊あった。
本当は欲しくなったのは別の本で、それには「9・11があった年から、コンピューターでランダムに生成させた数字にバラつきが発生しはじめた」と書いてあって、隣にはもっともらしいグラフが載ってたけど、それは特価じゃなかったのであそびにしては高い。
「大天使ミカエルの降臨」はいくつかの章に分れてて、全て「ミカエルです。」からはじまる。作者の大川隆法様が、なんらかの秘技を使って、ミカエルの御霊を呼び寄せて、そのメッセージを筆記なされた。
ミカエル様は、これが本の形態になることをご存じらしく、「本書の最終章にたどり着くことができました」などという言葉も散見される。
もしくは、大川様と、ミカエル様の知識が混淆したような状態で、執筆にのぞまれたのかもしれない。日本のことについてもとても詳しい。

 2 エデンの園の建設

 まず、当時の話をするとするならば、それは地球時間で言うならば、おそらく十一月の終わりのほうの季節であったようです。秋の暮であったと思います。
 私たちは、光の玉のような大きな乗り物に乗って次々と地上に降下し、そしてエジプトのナイルのほとりに着陸しました。そして、まず最初は探検隊が出、そして安全であることを確かめたうえで、次々と人びとは降りてきて、そして地上にプレハブのような住宅を造り始めました。この時に、多少、酸素の濃度が違うところ、多少、気圧が違うところもあったために、まだボンベのようなものを背負っていた者もおり、病弱であった者のなかで、やはり肉体を維持することができなかったものも数多くいたことは事実です。しかし、生活をするにつれて次第しだいに体調も整い始め、この地上に体がなじんでいきました。

とても面白い。